2022 J2第17節 水戸３－０岩手 完勝

見事な２連勝でした。しかも３試合連続無失点は素晴らしい。

今日は選手の実力差、チームの実力差を明らかに感じられる試合だったかなと思います。日頃の練習の成果を出しているみたいに中盤で自由にパスが通り、ゴールに迫る場面を何度も作れていました。ボールを奪われたとしても、岩手の精度の低いロングパスですぐに水戸がボールを回収できるので、カウンターのリスクもあまりありませんでした。唯一、セットプレーは怖い場面を何度も作られましたが、GK山口中心に落ち着いた処理で失点を許しませんでした。

岩手がちょっと弱すぎるので、今日の試合は今後を占う上で参考にならないかもしれないけど、各選手が積極的に前に仕掛ける姿勢を見せていて、チームの状態が上がっている印象を受けました。次節の強敵の新潟戦、ホームの利を生かしてどこまで強度を出せるか、楽しみです。

【選手寸評】

山口（6.0）相手のセットプレーが脅威だったが、安定したセービングを披露。
楠本（5.0）守備の強さは出したが、雑なプレーが散見された。
鈴木（6.0）好調ぶりが窺える出来。カバーリングが素晴らしい。
タビナス（5.5）守備面での力強さはもちろん、攻撃参加の意識もあって◎。
黒石（5.5）全力オーバーラップを何回も繰り返す。パスがなかなか貰えず残念。
大崎（5.5）質の高いクロスで木下の２点目をアシスト。全体的に良かった。
前田（6.0）相手の動きを見ながら自在にプレー判断を変える巧さを見せた。
新里（6.5）前目の位置で気持ちよくプレー。試合の流れを決める先制点でMOTM。
椿（6.0）前半は大人しかったが、後半は新潟の守備を見事に翻弄していた。
安藤（5.5）木下とのコンビ良かった。身体を張りながら味方を生かせていた。
木下（6.5）２得点でMOTM級の活躍。攻守にわたり存在感が大きくレベル高い。
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山田（5.0）３バックの中央で試合経験を積ませてもらった感じか。
村田（5.0）可もなく不可もなく。
平塚（5.0）視野の広いパスが何本かあった。
土肥（5.0）途中出場らしく豊富な運動量で無失点に貢献。
梅田（5.0）チャンスは何度か回ってきたけれど精度を欠いた。
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秋葉監督（6.0）
岩手に合わせて３バックにしたり、新里が生きる起用をしたりと、的確な采配により今日の完勝に繋げた。