2016 J2第2節 水戸０－１Ｃ大阪

ホーム開幕戦。開始１時間前に行ったのだけど、スタジアム付近は観客で一杯。

フードコートを通り過ぎてバックスタンドへ向かう途中、
パーマに帽子をかぶった人と通り過ぎたとき、一緒にいた妻から
「あれってスカパー！のサッカー番組の人（注：平畠啓史）じゃない？」と聞かれ、
「いや、水戸には来ないでしょ。あと、本人はもっと毛が薄いと思うよ」などと答えてたけど、
スカパーのマッチデーハイライトを確認したら、ご本人でした・・・笑。
大変申し訳ありませんでした・・・そして来場ありがとう。

さて、試合は０－１の悔しい敗戦。
失点のＧＫキム・ジンヒョン～柿谷の一発については、
「気持ちの緩みを狙われたもったいない失点」という感想と、
「キムジンヒョンのキックがスーパー」という感想の半々。
試合全体では、Ｃ大阪相手に（攻め込まれながらも）よく守っていただけに、
あのワンプレーが結果として大きく響いてしまった。
（かく言う自分も、その直前のフランクのシュートの余韻で油断していて、
　気がついたときには柿谷と本間の１対１になっていたという・・・）

ディフェンスは、ソンジュフン＆伊藤のセンターとＷ佐藤は良くやってるし、
今日の佐藤祥の攻め上がりは素晴らしかった。
パスの組み立ても、昨シーズンよりも三島の空中戦依存が少なくなって、
しっかり繋ぐことができるチームになっている気がする。
ただ、最後の詰めの部分、攻め手不足はチームの最大の課題かな。
枠内シュートはなし。相手ＧＫをヒヤッとさせたシーンも幾つあっただろうか。
ペナルティエリア手前で細かく繋ぎすぎてボールを失う場面が多いと思った。
（京都戦はそこからゴールが生まれたけど）。
もっと相手をサイドチェンジで揺さぶって、
両サイドからシンプルにＦＷの頭にクロスを合わせるパターンを増やしても良いのに。
迫力ある選手は水戸に揃っているんだから。

西ヶ谷監督。内田をＣＢ中央に下げて３バックに変更して点を獲りに行く采配には痺れた。
内田の守備力の代役はフランクに。前線は三島、萬代、山村の３枚。
良かったと思うんだけど、相手の脅威にまでは至らなかった（交代選手、もっと頑張れ！）。

観客１万人超はホントに素晴らしいね。
今日１点でも取ってくれたら相当盛り上がったろうから残念だけど、仕方ない。
まあ、まだまだシーズンこれから。
今日の相手はＪ１昇格候補筆頭なんだしね。

【選手寸評】（勝手に10点採点、やや甘め）
ジュフン（6.0）　フィジカルもライン統率も頼もしいかぎり
佐藤祥（6.5）　後半の怒涛の攻め上がり！
フランク（5.5）　シュートの積極性はＯＫ。もう少し精度があれば...
内田（6.0）　Mr.ユーティリティ。ボール奪取力も展開力もイイ
船谷（5.0）　消える時間が長かったかな
佐藤和弘（5.0）　今日は良いところなしか。果敢なプレスは好きよ
三島（6.0)　昨シーズンよりポストプレーが上手くなってる！？