松本戦を振り返る。

Jリーグ公式ページの試合レポートを読み、改めて一昨日の悔しい試合を振り返る。

http://www.jleague.jp/match/j2/2016/070303/live/#recap

まず采配は、西ヶ谷監督本人が認めているとおり良くなかったよね。
サッカーって、選手のプレー一つとっても監督の采配の一つをとっても
「何が正しい判断で、何が間違った判断だったかは、何とも言いきれない」
ことが良くあるけど、前節に関しては分かりやすく”間違った判断”だったと思う。
その理由は、相手にとって脅威だった湯澤と攻守に貢献していた白井を下げたこと、
替わって入った佐藤、今瀬のパフォーマンスが低調だったこと、
そして何より、交代が後半立ち上がりの展開に焦っての判断に見えたこと。
（監督の心中がどうだったのかは分からないけど...）

ただ、もちろん監督の全責任って訳でもなく、不運も重なったと思う。
試合レポートなどを読むと、「松本の攻勢に敢え無く失点」という内容が多いけど
１失点目は後半８分。その前には湯澤がPA内で枠内シュートも打ってるから、
「押し込まれて失点」というよりは、「最初のチャンスで決められて流れを持っていかれた」
というほうが正確な気がする。
その後ずるずると２失点してしまったのは問題だとは思うけれど、
山形戦・松本戦以前は、Ｊ２の中では失点が少ないほうだったので、
守備の再確認をしっかりすれば、立て直しの道はあると期待している。

その一方で僕が心配なのはオフェンスのほう。
松本追いつかれて攻めなければいけない場面で、
組み立てられず、ボールを落ち着かせることもできなかった。
今の水戸には、しっかり守った相手を崩す足りないと思う。
ショートカウンターとセットプレーは大きな武器だけれど、
サイドを替えてピッチを広く使う展開で相手を揺さぶれるパターンが欠けている。
松本戦でも片側サイドから抜け出せずに攻め手を欠くシーンが多かったし、
今シーズンのこれまでの試合でも、ずっと感じていたこと。

以上、率直な感想を書かせてもらいました。
最後に。西ヶ谷監督の引責辞任の声もあるみたいだけれど、
僕としてはシーズンを通して西ヶ谷監督のもとで戦ってほしいと思う。
理由は・・・何となく後半戦に盛り返してくれそうな気がする・・・から？