TOO LONG AWAKE(水戸ホーリーホック応援blog)

水戸ホーリーホックの観戦記録などを綴っています。

2016 J2第21節 水戸2-3松本

前回ホームゲームは試合会場に行けなかったので、久々の現地観戦でした。
妻は身重のため暑い中の観戦を控えたので、一人会場へ。

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前半は素晴らしい内容で2-0で折り返し。
1点目は、田向のクロスのこぼれ球を拾った湯澤の思い切り良いシュート。
キーパー&DFの二人又抜きで先制ゴール。
2点目は船谷のCKから細川の魂のダイビングヘッド。これは盛り上がったね。
前半は、白井&田向の右サイドが良かった。
フランクも、三島のポストから惜しいシュートがあったけど、あれは枠に飛ばしたかった。

松本は、後半頭から中盤底のパウリ―ニョと左サイドの安藤を投入してチームが活性化。
そして後半早々の7分に失点。相手左サイドの山なりのクロスを、
佐藤祥が完全に飯尾に競り負けてヘッドで決められる。
水戸ベンチもすぐに動く。湯澤→今瀬、白井→佐藤和弘
しかし、交代直後のスローインで、また相手左サイドからファーへのクロスを
佐藤祥が完全に飯尾に競り負けてヘッド。こぼれた所に再び飯尾が押し込んで2点目。
3失点目は、システム変更後にビルドアップが覚束ない水戸から、
松本が素早い出足でボールを奪ってショートカウンター
右サイドを抜け出した高崎の切り返しに、対応した今瀬が完全に振られる。
打たれたシュートは今瀬の足に当たり、本間の頭を越えてゴールネットにふわり。

追いかける立場になってから、フランクのミドルと船谷のフリーキックの二つほど
惜しいチャンスは作ったけれど、それ以外はオフェンスはバラバラだった。

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1失点したとき、水戸側の誰にも前節が脳裏をよぎったと思う。スカパーの解説者も、
「前節と同じ展開。だからこそ水戸はここからどういう試合ができるか試される」
という趣旨のコメントをしていたとおり、
勝ち切れるか、それとも前節の二の舞になるか、大事な分岐点だったと思う。
結果としては最悪の結果になってしまった...。

今日の西ヶ谷監督の采配は、良くなかったと思う。
松本の積極的な攻勢に即座に対応したいという気持ちの表れだったとは思うのだけど、
2枚替えの交替以降、水戸は試合を作れなくなってしまった。
湯澤も白井も良い動きで前半の良いチームパフォーマンスに貢献していただけに、
拙速な交替の判断だったように思う。
また、システム変更(3バック)と今瀬の選択も、外れだったと思う。
ソンジュフンと細川のCBは安定しているのだから、
シンプルに佐藤祥のところを手当てするなどでも良かったのでは。

今日の試合は、自滅したような印象でした。
切り替えて次の試合に臨んでほしい。

【勝手に選手寸評】※甘めです。
細川(6.0)   高崎相手に体張ってしっかりボールを跳ね返していた。ゴールおめ。
佐藤祥(4.0)  2失点に絡む。前半からミスが多く、攻めでも湯澤と良い関係を作れず。
兵働 (4.5)  もう少し守備の強度がないと...。
ロメロ(6.0)  ゴールへの意識が高くて素晴らしい。中盤で球際の力強さも良く出てた。
佐藤和弘(4.5) 惜しいシュート以外は存在感があまりなかった...。 
船谷(6.0) コーナーキックからアシスト。水戸の攻めの中心だけど最近はやや大人しめ?
三島(5.0) 相手が2人掛かりで止めにきて、大きな仕事ができなかったね。