TOO LONG AWAKE(水戸ホーリーホック応援blog)

水戸ホーリーホックの観戦記録などを綴っています。

2016 J2第24節 水戸0-2長崎 ~相手の堅守速攻に沈む~

仕事を早めに切り上げて現地観戦してきましたが、とても残念な結果でしたね...。

スタジアムに入ったのがちょうど失点のタイミングで、見逃しました。
座席を探しているうちに観客に大きなため息が広がって、失点したことに気づきました。

2失点目はカウンターで失点。失点に繋がるボールロストはフランクだったはず。
相手2人に囲まれながら無理に一人で行こうとしたのが不味かった。
フランクはこの場面以外にも強引に仕掛けて相手カウンターを食らうピンチが多数。
もっとリスク管理をしてください...。

長崎は、試合を通じて非常に堅守だったとは思う。
水戸最終ラインまで執拗にプレスを掛けて楽なボール展開をさせてくれなかったし、
競り合いの場面でも、手を巧みに使うなどやや際どめのプレーをしながら、
攻撃をしっかり遅らせていた。
フィールドプレーヤー10人の統率された動きも見事で、チームの完成度の高さを感じました。

そんな中でも、水戸は何度か決定機は作れていたのではないかな。
(よく見えなかったけど)前半のクロスバーに当たった場面や、CKからの三島のヘッド。
フランクのミドル数本。そして最大の決定機は後半、白井&田向で右サイドを崩して
湯澤がシュートを打った場面。あれは枠に飛ばしてほしかった!

ただ、采配に関して、内田・湯澤を早々に下げた交替選択には納得できないかな。
内田は僕が好きな選手なので、つい贔屓目で観てしまうのは否めないけど、
DFラインに下りて展開を仕切れるプレーぶり、ポジョション取りの良さ、球際の強さ、
どれを取っても100%水戸に必要な選手でしょう。
「怪我明けだから大事に」という理由なら仕方ないけど、そうでければ替えてはいけない存在。

湯澤は、相手に脅威を与えられる、水戸攻撃陣の中で貴重な存在。
前半のとあるシーンで、普通の選手ならサイドに展開するすべきところを、
躊躇せずに自ら中央へ切り込んでいく姿にはシビレた。
平松を使いたい気持ちも理解できるけど、
湯澤はもっと長い時間使ったほうが効果的かなと思う。

それと佐藤祥が務める左SBは、今日に限らず相当やられていると思うので、ケアが必要では。
福井がSBもこなすような話も聞いていたのだけど、蓋を開けてみればCBとしての起用だね。
それだったら、例えば、日本代表の長谷部がドイツでSBをこなしているように、
内田がSBをやってウィークポイントを埋めるくらいの大胆な対処も個人的にはアリだと思う。
もちろん控えの佐藤和樹が奮起してくれればそれに越したことはないけれど。

以上。2失点の敗戦なので不満を溜めつつのまとまりのない記事になってしまった。
冷静にふりかえると「長崎の得意な堅守速攻にハマってしまった敗戦」というのが
一番しっくりくるのかな。

中3日。しっかり反省と切替をして次節に挑んでほしいね。

【勝手に選手寸評】
佐藤祥(4.5) 守備では弱さを露呈し、攻撃でチャンスを作れず...。上下動をよく頑張ってる
         のは分かってるよ。でも要求されるプレーはまだ足りない。
福井(5.0) ジュフンよりロングフィードの技術は高いそうに見受けられた。
        あとは細川を手本にして、どんどんプレーの強度を出していってほしい。
内田(6.0) 中盤の底に君臨してボールに良く絡んでいたと思う。球際の強さも◎。
        前半に水戸がボール支配を長い時間続けられたのは、内田の存在が大きい。
フランク(4.0) 厳しめに採点するとこうなる。2失点目を含めて、ピンチを招いてチームの
          足を引っ張った。シュートも枠に飛ばせず。
湯澤(5.5) 相変わらずの突貫小僧ぶりにはシビレる。決定機は決めたかった。
船谷(5.0) あまり良いところは無かった...かな?
平松(5.0) 雰囲気はある。そのタレントが早く爆発するのを期待してます。