TOO LONG AWAKE(水戸ホーリーホック応援blog)

水戸ホーリーホックの観戦記録などを綴っています。

2016 J2第23節 水戸1-0岐阜 ~好材料がいくつも~

現地観戦してきました。
結果は前節に引き続いての1-0勝利!この流れは非常に良い。
3連休のため家族で遠出した人もいたのか、観客数はやや控えめの4318人。
次節は水曜ナイターのため集客は苦しいだろうけど、

水戸のスタメンは前節から変更なしの4-4-2。
フランクが中盤の底で試合の組み立てをしていることが、
最近の好調の一番の要因な気がしています。キープできるし、前向けるし。
岐阜は髙地が要注意人物でした。

前半の入りは良くて、水戸らしい試合展開(前からのプレスと早い攻撃)ができていた。
そんな流れの中、幸先よく先制点が取れたのは大きかった。
三島の9点目。相手に腕を下へ引っ張られて体制崩しながらのヘッド。流石の身体の強さ!
その後、岐阜が水戸DFライン裏へのパスを執拗に狙ってきて、押し込まれぎみのペースに。
そして、髙地のパスで水戸の左サイドを崩されたシーンは危なかった。細川ナイスカバー。

後半は、リスクを冒して攻める岐阜の攻撃をしのぐ時間帯が多かったかな。
岐阜は両サイドをワイドに張って水戸のDFを広げようという意識があったし、
フィールドプレーヤー10人が全員水戸陣地に入ってプレーした時間も長かった。
それでも水戸は集中して跳ね返していたと思う。
ジュフンのアクシデントのため、後半冒頭から投入された福井もCBで頑張っていた。
(交替の選択が伊藤じゃなく福井だったのは意外。西ヶ谷監督の評価としてそうなのかな。)

ボールを奪ってから素早いカウンターも何本か見せてくれた。
湯澤、白井の攻め上がりは見ていてアガるね!
それと、今日の水戸はパスを良く繋ぐことができていたと感じた。
特に後半の中盤、パスを繋いで相手DFのスキを窺って、
兵働からダイレクトで船谷へスルーパスを通したシーン、あれは惜しかった。
こんなパス回しができるようになっていけば、もっと流れからの点も生まれそうな予感がした。

途中交代で入った平松も、前線からの追い込み方が効いていたし、
相手選手を背中でブロックしてキープする場面なんかも、今後に期待できそうな印象。
さらに内田の復帰。これも非常に大きなプラス(まだ膝にテーピングがあったけれど。)

こうやって試合を振り返ってみると、今後に期待できる好材料が揃っているね。
この試合自体は、決して楽な試合でもなかったけれど、
先制点をチーム全員が一体になって守り切った上出来の試合でした。

【勝手に選手寸評】
細川(6.5) 危ない場面を細川のブロックが救った。今、ノッてる選手。
ソンジュフン(5.5) 気合いを込めたプレーを見せてくれた。今日の怪我は心配だけど、
            五輪で活躍してたくましく成長してほしい。
田向(5.5) 攻守に安定感はある。最近、中に切り込んで左足シュートを打ってないね。
フランク(5.5) ミスも確かにあるけど、ロメロのチームへの貢献度は抜群。
白井(6.0) FWのプレスと連動した守備や相手のバックパスを狙うなどディフェンスも良い。
三島(6.5) 決勝点。空中戦の強さはもちろん、身体を使ったポストも板についてきた。
平松(6.0) 後半途中投入だけど、存在感を見せた。