2018 J2第8節 甲府１－１水戸

中盤でボールの激しい奪い合いからカウンター応酬という、見応えのある試合だったね。

セットプレーで簡単に失点したときは、「前節の再現か？」という思いがよぎったけど、

その後は、前半の途中からは水戸がボールを支配する時間帯を作れていて、

後半直後、小島の風を計算したクロスからバイアーノのヘッドから同点ゴール。

（岸本が触ったプレーで本当はオフサイドだった気もするけどね...）。

その後、水戸の各選手が最後まで走り切って、互角の戦いを見せてくれた。

地力で勝る甲府（特にジネイ、バボス！）のほうがチャンスは多かったけど、

本間がＰＫ阻止とアディショナルタイムのビッグセーブ。

水戸の攻撃は、甲府の球際激しい守備に引っ掛かってチャンスは少なかったけど、

前へ前へ進もうとする迫力は十分感じられた。

若い戦力はみんな頼もしいけど、中でも個人的には、

黒川と小島の大宮コンビが、最も期待できるかな。

黒川のテクニックは素晴らしいし、小島のテンポ良いパス捌きが水戸に良いリズムを生む。

岸本は、十分頑張っているんだけどゴールが遠いね。

あと、福井のサイドチェンジから何気にチャンスを作れているよね。

今の水戸は、狭い局面を打開するプレーが得意だけど、

それに加えてピッチをワイドに使う闘い方も組み合わせていけば

もっと効果的な試合運びができるのではないかな。

そろそろ、勝ち点３を手にして再び上昇気流に乗って、

Ｊ１を狙えるポジションに留まりたいところ。