2019 第２節 水戸３－０栃木 相手を圧倒

ホーム開幕戦だったけど、妻が出掛ける予定があるため家で2人の子守り。

妻には日々子育てに奮闘してもらってるので、休日は外でリフレッシュしてもらわないと。

ということで、いつものごとく深夜のDAZN観戦となりました。

前半開始早々のビッグチャンスで黒川が決めけれなかったところから、

次第に栃木の出足の良いプレスでペースを失った水戸だったけど、

前半終了間際のよい時間帯に、清水の素晴らしいゴール。

身体能力の高さ、シュート技術の高さを証明するプレーでした。

ボニから黒川へのグラウンダーのパス。黒川が４人引きつけて木村へ。

木村の質の高いクロスという、良いプレーが重なったところも良かった。

後半の開始直後１分にも、栃木ＤＦのミスから茂木が冷静に２点目を決める。

前の素早いリスタートが功を奏したね。

さらに後半６分にはダメ押しの３点目。清水から左サイドにいる黒川に出して、

黒川のクロスを再度清水が中央に走りこんでシュート。

これは不発だったけど、しっかりＰＡ内へ上がっていた前が落ち着いてゴールという流れ。

今シーズンの水戸も、相手ＤＦが戻りきらないうちに素早く攻める姿勢が徹底されていて、

ボール支配率は高くないものの惜しいチャンスは量産できていたね。

シュート数では15本対1本（公式サイトより）で圧倒できていた。

守備のほうも、伊藤とボニのＣＢコンビが安定感を出しているし、

そこに前＆平野のボランチ二人も絡んでいてスキを生ませていない。

岸田と志知のＳＢ二人の守備については、まだ何とも言いきれない感じかな。

そして何と言っても、黒川の絶好調ぶりが素晴らしい。

90分間スプリントし続けるスタミナと、アナウンサーが「絡みつく」と表現したディフェンス。

ドリブルでぐいぐい切り込めるし、質の高いスルーパスも出せる。

このまま好調をキープできれば、日本代表もばっちり射程に入りそうな気がするね。

ということで、祝開幕2連勝。

浮かれることなく今のチームの土台をどんどん成長させて行ってほしい。

今シーズンは、（怪我がなければ）大崩れもなさそうだし、

過去最高順位の更新も十分あり得るかなと期待させる第２節でした。

（ランキング１位の記念スクリーンショット）

【選手寸評】

松井　（6.0）　あまり出番は多くなかったけど、キャッチングやフィードに安定感。

伊藤　（6.0）　ディフェンスラインに強さと落ち着きを与えていた。

ボニ　（5.5）　空中戦の強さ。１点目に絡むパスも◎。ただ時々ビルドアップに不安あり？

志知　（5.5）　前半は出番なしだったけど、後半は持ち前の攻撃力を発揮。

岸田　（5.0）　バランス志向。１対１で抜く力は高くなさそう。コンビネーションを高めたい。

平野　（5.5）　平野と前とで積極的にパスを受けて組み立てていた。

前　　（7.0）　ＭＯＭかな。相手の攻撃の芽を摘み取る力はもちろん、２点目のロングパス、

　　　　　　　 そして３点目のゴールと、攻守両方に存在感。

茂木　（6.0）　２戦連続。シュート技術の高さがある。

木村　（5.5）　１点目の貴重なアシスト。後半は左サイド攻略に成功。

清水　（6.0）　試合ペースを引き寄せる先制点。３点目のシーンも惜しかった。

黒川　（6.5）　得点もアシストもないものの、90分を通して質の高いプレーと存在感を披露。