TOO LONG AWAKE(水戸ホーリーホック応援blog)

水戸ホーリーホックの観戦記録などを綴っています。

2019 J2第38節 徳島2-1水戸 重い敗戦

先制して折り返してからの逆転負け。今シーズンで最も重くのしかかる敗戦でした。

同じく逆転負けを喫した大宮戦よりもこたえる気がする・・・。

Twitterを見ると「残り4節、選手を信じるしかない」「諦めずにシーズン終了まで応援しよう」

という内容が目立っていて、140字制限があるからそういうコメントでしかるべきなのだけど、

やはり何が良くて何が悪かったのか。それはしっかり整理しておきたい。

あまり個人攻撃をしたくはないのだけど、

今回の逆転を招いた原因として、ここ何試合も続く最終ラインの守備の軽さの問題と、

前線でのボールキープできずに相手に試合を支配され続けたことの2点は、間違いなく在る。

具体的には、残念ながら補強した宮と小川のところ。

宮に関しては、1失点目は相手FWに完全にマークを剥がされただけでなく、

速いグラウンダークロスに対して足が出ず見過ごしている点も深刻かなと思う。

(似たような対応は、その前の時間帯の岸本のクロスでもあった。)

瀧澤やボニだったら、相手に寄せてフリーで撃たせないか、身体を投げ出してクリアするか、

そういうプレーができる場面だったのではないかと思う。

それ以外でも、水戸のビルドアップ途中でボールを奪われヒヤリとしたシーンや、

相手FKを自陣ゴールに向かってクリアしてあわやオウンゴールだったシーンなど、

ピンチを招いた場面を具体的に挙げられるくらい、出来は悪かった。

小川に関しては、守備は頑張っていたと思う。

水戸のハイプレスを成立させるため、徳島の最終ラインからGKまで追い回し、

肉体的にきついであろうプレーを続けてくれていた。

ただ、FWに求められるのはそれだけじゃあない。

前線でタメをつくってディフェンスが押し上げる時間を作ったり、

50:50のボールを競り勝って水戸の攻撃回数を少しでも増やしたり、

そういうプレーがチームを助けるのだけど、今日の小川はまるでそれが出来ていなかった。

もし小川の代わりに清水がスタメンだったら、もっと違う試合展開になったのではないか。

そう思えてならない。

個人攻撃はしたくないと言いつつ、二人を責めることになっちゃったけど、

やはり精神論だけでなく、反省すべきプレーがあれば反省したいし、

チームの最大限の力を出し切って試合をしてくれないと満足は出来ない。

そういう気持ちで、辛口の内容で書かせてもらいました。

(かなり長くなってしまった・・・)

シーズン残り4試合だね。

【選手寸評】

村上(6.5) ビッグセーブも複数あり、ハイボールへの対応も素晴らしかった。

細川(5.0) 後半はチーム全体として後手に回る時間が長くて厳しかった。

宮 (4.5) 失点の場面に絡み、それ以外でも危ういプレー。しっかり頼むよ。

志知(5.5) 守備の時間が長かったが、攻撃時の「やってやる」気迫を十分感じた。

浜崎(5.5) セットプレーの精度は相変わらずばっちり。直接フリーキック惜しかった!

平塚(5.5) 前の不在を100%埋めるのは難しいけど、白井とのコンビで中盤をフリーに

        させないプレーに徹することができていて、決して悪くなかったと思う。

白井(5.0) 前不在で白井に掛かる負担が大きかった。競り合いで負ける場面が目立ったか。

木村(5.0) チームとして攻撃数が少ないのもあり目立たず。守備に奔走。

福満(6.0) 黒川からのパスからドリブルで切り裂いた。値千金の先制点だったが・・・。

黒川(6.0) シュートはなかったが久々の好パフォーマンスでは。絡みつく守備はもちろん

        パサーとしてチャンスメイクしていた。ハイプレスは黒川なしでは語れない。

小川(4.5) 前線でキープできず主導権を差し出す形に。もっと早めの交替で良かった。

        最終盤の決定機を外すのならば、小川を起用する必要性は半減だぞ。

浅野(5.5) 投入されてから水戸がやや息を吹き返した。

        もしかしたら決勝点を挙げる展開もあり得るかなと思ったのだけど残念。

村田(5.0) 前線で積極的に動き回り、役割は果たしていた。CKから惜しいシュートあり。

清水(5.0) もっと長い時間観たかったな。