TOO LONG AWAKE(水戸ホーリーホック応援blog)

水戸ホーリーホックの観戦記録などを綴っています。

2019 J2第39節 水戸3-1山形 最高の勝利

いやー、よくぞやってくれた!

前節の敗戦を引きずらずに、目の前の1試合1試合をやり切ってくれた。

ベストゲームではないけれど、最高の勝利でしょう。

久しぶりに好調な頃の水戸が戻ってきたような印象もあり、とても嬉しかった。

スタメンは僕が希望していたとおり小川に代えて清水、宮に代えて瀧澤になり、

「よし!」と思ったし、結果もついてきたことは嬉しい。

左SBの志知を変えたのは意外だったけれど、結果的にこの采配が当たっていたね。

前半30分過ぎまでは山形のパーフェクトゲーム

コンパクトな陣形で連動した守備やセカンドボールへの反応の良さを見せられ、

水戸はまともにパスを回せずに簡単にボールを献上してしまった。

それでも、最後のところで守備をしっかり締めることができていたので、

バー直撃の1本以外には、あまり怖いシーンがなかったのも事実。

そこは瀧澤が入って安定感が出たからこそ。

後半に入ると、水戸がギアを上げてチャンスを作り始める。

ハーフタイムで長谷部監督はどういう指示を出したんだろう?

そこを見抜く戦術眼はないのだけど、とにかく流れは水戸に傾いた。

外山のクロスから福満のシュート、白井が右サイドから切り込んで打ったミドルなど。

こう振り返ってみると、両サイドの攻撃が機能しだしてリズムが生まれた。

そして得点も左サイド、右サイド、そして左サイドから。

1点目は黒川の左への抜け出しから、木村がニアで相手を引きつけて最後は清水。

小川への交代が準備されている中で意地の一発だったね。

清水は試合全体としては良さを出せていなかったけれど、この1シーンで評価を反転させた。

2点目は福満のアーリー気味のクロスに小川が反応し、最後は木村がこぼれ球を押し込む。

あそこに詰めているあたりが、木村らしいなと思う。記念試合でのゴールおめでとう。

3点目は外山の1対1の仕掛けから小川がDFとの駆け引きでマークを外してヘッド。

やはり小川には一瞬の煌めきがある。

本当は6試合ぶりのクリーンシートと行きたかったところだけど、

あのPKのハンドの場面は、まあ不運だったかなと。

それよりも、試合全体を通じて守備の安定感が戻ってきたことが大きな収穫。

最終盤までもつれそうな昇格争い。

この調子をキープして残り3試合(あと3試合のみか!)を駆け抜けてくれ。

【選手寸評】

村上(6.0) 安定感あり。ハイボールの積極的処理も良し。シンデレラボーイになれるか。

細川(5.5) 最終ラインを統率。守備が不安な浜崎のサポートもしっかりしていた。

瀧澤(5.5) 目立った活躍という訳ではないが、相手に自由にさせず守備の安定に貢献。

浜崎(5.0) FKの精度の高さ以外では、今日はあまり出番はなかったか。

外山(6.0) 前半は影を潜めたが、後半になって良さを発揮。右より左のが生き生きするね。

前 (5.5) 2試合の休み明けで大活躍してくれるかなと勝手に期待していたけど、

        比較的おとなしいプレーぶりだったかな。でもやはり前の存在は重要。

白井(6.0) 攻撃では中盤底からの繋ぎのほか、前線に近い位置に顔を出しチャンスメイク。

        守備では相手に自由に回されないようときに積極的にチェック。

木村(5.5) 球際の弱さは気になった。後半は外山、黒川とのコンビでサイド攻撃を活性化。

        試合の流れを決める2点目のゴールは素晴らしかった。

福満(6.0) 2点目アシストはじめチャンスを演出したりゴールに迫ったり攻撃を牽引した。

黒川(6.0) ボールロスト場面も結構あったけれど、重要な1点目のアシスト。

        献身的な守備で勝利に貢献した。特にリードしてから黒川の存在が効いた。

清水(5.5) 前半まったく競り合いに勝てずにボールが収まらないときはどうなることかと。

        それでも集中を切らさずに少ないチャンスで決めきった。

小川(5.5) スタメンを奪われて奮起の一発!あと3試合も頼みます。

宮 (5.0) 5バックの真ん中として役割をこなしきる。

村田(5.0) アディショナルタイムの持ち上がりは惜しかった。小川に通れば1点。