2016 J2第5節 岐阜１－０水戸

開幕から５戦勝利なしで再開へ転落。苦しい試合が続く・・・。

失点のPKは和弘の判断ミスから。
自陣深い位置で拾ったボールをクリアすべきところ、下手に繋ごうとして奪われて、
上げられたクロスがPKに繋がる場面に。
ただ、あのPK判定はミスジャッジだったけどね。

後半、水戸がペースを握った時間帯はあった。
三島と和弘がネットを揺らしたヘディングシュート（いずれもオフサイド）や、
和樹のミドルのこぼれ球にフランクが詰め切れなかったシーンなど、
ゴールまであと僅かというチャンスを作った。

でも、岐阜が完全に引いてしまった後は、
相手DF陣が万全な状態のままクロスを放り込むばかりで、得点の匂いは全くしなかった。
あれじゃあ、強さのある三島・宮本でも勝てない。
相手MFがプレーできなくなって10人になってからも、決定機はなし。
最後は焦って雑なプレーが増えて自滅。
途中出場の湯澤、萬代も、存在感は出せなかった。

＊＊＊

勝てない最大の要因は、やはり攻め手不足か。フランクの強引な突破に頼り切りな気がする。
相手DFの裏に抜ける動きが少ないし、遠目からシュートを打とうとする意識も少ないから、
オフェンスの選択肢がなくて怖さがない。
「三島は競り勝つし、フランクは陣地回復してくれるけど、それだけ」みたいな。
もう一つは、兵働の動きが期待値以下なんじゃないかということ。
運動量が少なく、ミスパスや奪われるシーンが目立つ。パスの上手さは感じるけど、
上の弱点を帳消しにするだけのチャンスメイクは出来ていないと思う。
昨シーズンの岩尾と比べると、どうしても物足りなさを感じでしまうかな。

さて、次回ホームゲームは何が何でも勝ってほしい。試合観てストレス溜めるのはもう十分。
（和弘を一旦外して、宮本スタメンを見てみたいね。）

【勝手に選手寸評】
細川（5.5）　怖い瀧谷をまあまあ抑えてくれていた。
田向（5.0）　レオミネイロに手を焼いていた。昨シーズン後半の勢いはまだないか。
兵働（4.5）　中盤で奪われてピンチを招くシーンが目立った。
　　　　　　  相手ペースに傾く遠因を作っていたと思う。
佐藤和弘（4.5）　PK献上に繋がる大きなミスを犯した。
　　　　　　　　 決定機もトラップミス／オフサイドでふいに。
船谷（5.5）　パス精度や縦への突破など、今日は良かったと思った。
フランク（6.0）　毎試合そうだけど、強靭な肉体でチャンスを作った。