TOO LONG AWAKE(水戸ホーリーホック応援blog)

水戸ホーリーホックの観戦記録などを綴っています。

2016 J2第22節 千葉0-1水戸

いやあ、8試合ぶりの勝利おめでとう!
そしてシーズン後半初戦を勝ちで入れたことも大きいし、フクアリ初勝利も嬉しい。
先制点を粘り強く守り切って完封勝利できたことは、
水戸の目指すサッカーができたということでしょう。

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前半の立ち上がりはどうなることかと思った...。
千葉のパスワークに後手を踏んで危ないピンチが何度もあった。
前半15分で被シュート5本(ポストに救われた場面あり)。失点してもおかしくなかった。
でも、そこで何とか踏ん張って、次第に盛り返すことができた。
特に今日の水戸は、パスをしっかり繋ぐことができていたと思う。
そして先制点のシーンは、短~中距離のパスが何本も繋がって生まれたナイスゴール。
白井→田向→三島→フランク→湯澤→兵働→白井、かな。
兵働のスルーパスはお見事。そこに出すとは全然予測してなかったコースでした。
前半終了間際という時間帯も良かったね。

後半、水戸は過去2試合の反省からしっかり集中して試合に入れたと思う。
試合内容も、お互いにシュートが少ない固い展開でした。
前線から三島・船谷が良く追っていたし、それに連動した高いDFラインも敷けていた。
特に細川が相手FWのエウトンを完全に封じ込めていて素晴らしかった。
交替は、まず船谷を下げて新戦力の平松を投入し、相手の深い位置でポイントを作れるように。
2人目は、体力面とイエロー1枚貰っていることも踏まえ、ロメロ→石神。
3人目は、水戸の左サイドのケアで、福井をSBで投入して佐藤祥を1つ上に。
納得感のある采配だった印象だし、新戦力も試すこともできた。

試合の終盤、オナイウが入ったあたりから千葉にペースを再び握られて、
ヒヤヒヤしたけど、ことごとくシュートが枠の外で助けられた。
水戸の選手たちは、苦しい時間帯でも最後まで走り切ったと思う。
反対に千葉は、J1昇格を狙うチームとしては勝利への執念が感じられず、
「こんな戦いぶりでいいの?」という印象でした。

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長いトンネルをようやく抜けられた。
でも、これまで散々悔しい試合を経験してきた分、
監督も選手達も、次の試合に向けて気を引き締めて準備してくれると思う。
連勝に期待。

【勝手に選手寸評】※基本は甘めです。
細川(6.5) 今日の集中した守備ラインの立役者。見ていて気持ちが良いね。
ソンジュフン(5.5) 空中戦の強さはいつも通り。ビルドアップがもう少し上手くなれば...。
佐藤祥(6.0) 古巣相手ということもあって、相当気合いが入っていたね。
         攻撃意識も高くて、相手陣地深くまで攻め上がりを見せた。
兵働(5.5) ナイスアシスト。今日はボール回しによく絡んでいた。
        ただ、前半のミス多発やディフェンスの頼りなさから、やや厳しめの採点...。
ロメロ(6.5) 彼が中盤でしっかりボールキープしてくれることがチームにとって大きい。
白井(6.5) 先制点。攻撃も守備も高いレベルでこなす。もうレギュラー定着でしょう。
船谷(6.0) FW位置から下がってボールを収めたり、裏へ抜け出したり、
        最近は目立ったプレーは多くないけど貢献度は高いと思う。
三島(6.0) 相当高確率でハイボールに競り勝てっていた。