TOO LONG AWAKE(水戸ホーリーホック応援blog)

水戸ホーリーホックの観戦記録などを綴っています。

2016 J2第36節 水戸1-1横浜 ~コンフォン出場義務がマイナス影響~

生観戦してきました。(記事を書く時間が取れずに遅くなりました。)

試合を一文で総括すると「決めるべき決定機を外せば勝ち点は逃げていく」。

前半終了間際の試合最大のチャンス、そして後半のビッグチャンス。

この二つをどちらも決められなかった平松には猛省してほしい。

後半冒頭から水戸が押し込む場面が続いたので、この時間帯で勝ち越し点を取りたかったね。

そうすれば、コンフォンの出場も早めに判断できたのでは。

結果的に1-1で膠着状態が続いてしまったので、

「コンフォン出場義務」というミッションを背負っていた西ヶ谷監督は

投入のタイミングを決断するのが難しかったと思う。

仮にそのミッションが無ければ、早めに宮本・久保のカードを切っていたはず。

ポジション別に見ると、湯澤&内田の左サイドは、今の水戸のストロングポイント。

湯澤は相変わらずドリブルの切れ味抜群で、周囲とのパス交換も成熟してきた。

内田もスペースありと見るや積極的にボールを進める姿勢、縦パス、クロス精度。上出来。

その一方、佐藤祥のいる右サイドは効果的な攻撃が影をひそめた。

佐藤祥は、申し訳ないけれどどのポジションでプレーしても穴になってしまっている。

中盤は兵働の存在感が大きくて、セットプレーでは得点の匂いがする。

この試合では、守備でも積極性を見せていた。

欠場明けのロメロは、前半はかなり空回っていたけれど、

後半冒頭からは水戸が押し込んだ場面では、やはり存在感はあった。

FWは平松の頼りなさが否めないよね。

ポストプレー時の競り負けの多さや、ファウルを取られる回数の多さが気になるところ。

この試合では決定機を2度外して、交替1番手になってしまった。

あと、万全な体制でパスを待っているはずなのに、

いざボールが来るとワンテンポ遅れてチャンスを逃すことがあるのは何故だろう。

【選手寸評】MOM:細川

笠原(6.0) 前半にビッグセーブあり。キック精度も良かった。

細川(6.5) 先制点のヘッドは素晴らしい。イバ相手にかなり手こずったが頑張っていた。

福井(5.0) 悪くはなかったよ。

佐藤祥(4.5) 田向に比べると役不足か。終了間際のダイビングヘッドは良かった。

内田(6.0) 水戸の左サイドの攻撃面で貢献。前半はロメロの活性化していた。

兵働(6.0) アシスト。セットプレーのキック精度の高さが際立っていた。

ロメロ(5.0) 前半の出来の悪さ、後半の巻き返しを総合するとプラスマイナス0。

白井(5.5) 試合を作るパス、効果的な動き出しなど。

湯澤(6.0) ライン際からのドリブルの仕掛けでは、大体勝っていた。シュート意識をあえて

        抑制しているのかな。以前のように、もっと積極的で良いと思う。

平松(4.0) 決定機を外したため低評価。ボールロスト・ファウルも多かった。

佐藤和弘(5.5) 左右のサイドに流れてポイントを作り、攻撃の展開に貢献。