2020 J2第１節 水戸１－２大宮 シーズン開幕！

いよいよ2020シーズン開幕しましたね。

このブログも別にチームのオフに合わせるつもりはなかったのだけど

更新ネタも動機もなく結果的にオフになってしまいました。

少し運営方針を見直してみようかな、とも考えています。

・・・と、それはどうでも良く、開幕戦の話。今日は現地観戦してきました。

試合40分前に到着したので、なかなか空いている席も少なくなっていて

バックスタンドのホーム側の中央あたりに何とか座りました。

（ROAD to J1」の「o」のゾーン）。

そこは基本的に座ってみる人達のエリアだったのだけど、

声出しや手拍子をしっかりしていたり得点シーンは周りとハイタッチしたりと

応援度の高いサポーターも多く、年を経るごとに感じる熱の高まりを改めて実感しましたよ。

さて、試合の話。

結果は残念でしたが、水戸の良さがしっかり出た試合だと思いました。

大宮の繋いでくるサッカーにコンパクトかつ出足の良い守備で対応できていたし、

３バックと両ウィングの外山と前嶋が守備意識を高く持って、

相手のストロングポイントをケアできていた。

複数人で囲い込んでボール奪取して素早く攻撃を仕掛けるパターンも幾度も披露。

攻撃のほうも、技術のある安東と山田がボランチでしっかり前を向けるので、

前に重心が乗っかった攻撃ができていたと思う。

（白井と前が抜けて不安が残る中盤のはずが昨シーズンを凌駕し得るだなんて。）

サイドと中央の両方を駆使したパス回しもスムーズで"攻撃時の手詰まり感”は感じなかったな。

そして、何と言っても外山の切れ味の鋭さが光った。

縦への突破、中への切り返し、クロスの質、どれもレベルが高かった。

早期に交代OUTした理由は、イッペイシノヅカの守備対応をしつつ

攻撃ではガンガン仕掛けていたので流石に疲弊したのかな（怪我でないことを祈る）。

深堀はチャンスに絡む嗅覚があるし、奥田と村田は泥臭く動き回ってチームに貢献。

そして水戸のゴールは素晴らしかった。

山田康太の技術力と落ち着きとセンスを凝縮したシュートだと感じました。

一瞬コースの空いたニアを綺麗に抜いてGK笠原の逆を取るゴール。

「２点目か？」という惜しいシュートもあり。

 ・・・そう、攻守両面で良さがあっただけに失点シーンは余計に響く形に。

特に１失点目は、牲川のボール後逸と岸田の判断の甘さという二つのミスが重なった。

岸田は、もしかしたら牲川が再キャッチできるかもしれないと一瞬思ったのかな。

あの場面で一呼吸置いてしまったことが致命的になった。

迷わずクリアしていれば・・・と悔やまれるプレー。

＊＊＊

ということで、主力選手の大半が入れ替わり不安があった今シーズンですが

今日の試合を観て「上手く機能すれば今シーズンも上位を目指せる力はある」と

十分に感じられる試合内容でした。

敗戦は敗戦で仕方ない。

今日出た課題をしっかり見つめて一つずつ積み上げていきましょう。

【選手寸評】

牲川　（4.5）　１失点目の痛恨のミスを除けば、落ち着いていた。

ンドカ（5.5）　守備時の強度は十分。ビルドアップでも縦へ鋭いパスを意識していた。

岸田　（4.5）　３バックの右として岸田らしい落ち着いたプレーを披露している中で
　　　　　　　  一瞬の判断が悲劇を招いてしまった。

乾　　（5.5）　３バックだけど攻撃好き。今日はそれが良いほうに出た。

前嶋　（5.5）　攻撃力はそこそこあり悪くない。守備も間合いを詰めていて悪くない。

安東　（6.5）　MOM。ボール奪取力の高さとキープ力の高さを発揮。存在感あった。

山田　（6.5）　もう一人のMOM。ナイスゴール！現地では後半に消えてる時間が
　　　　　　　 あった印象だったけど帰宅して録画を見返したらそうでもなかった。

外山　（6.5）　守備に奮闘しつつ攻撃で素晴らしいクロスを何度も供給。
　　　　　　　  外山は前で輝く。

村田　（6.0）　昨シーズンから大きく成長。球際の強度がぐっと増し頼もしい選手に。

奥田　（5.5）　身体を張ったキープや献身的守備などチームに貢献。

深堀　（5.5）　ポスト直撃弾も含めチームで１番シュートを打ったはず。積極性◎。

中山　（5.0）　献身的に動いていたけどFWとして期待したいプレーは見せられず。

細川　（5.0）　途中出場後にタイミング悪く失点。でもプレー自体は安定していた。

山谷　（5.5）　１プレーで決められる選手。去年の浅野みたいな起用になるのかな。
　　　　　　　  個人的には長い時間観たい。そのためには守備も必要。