2018 茨城サッカーフェスティバル 水戸３－４鹿島

2017シーズン後半は仕事と子ある育てで余裕がなくなり、

試合の感想も書けず、シーズン終了後の総括もできず、という状態でしたが、

新シーズンの始まりとなる茨城ダービーで、久しぶりの現地観戦をしてきたよ。

移籍動向を見ると、情報が少ない若手や未知数のブラジル人選手の獲得が多く、

下位低迷を不安視する声があっても仕方ないかなって状況だったけど、

今日の試合を見た水戸サポの多くは、

不安から一気に期待へと変わったのではないかな。

そのくらい各選手の良いところが確認できる良い試合でした。

中盤は、木村、白井、小島、黒川というサッカーセンスの高い４人で構成されて、

相手のプレスを受ける場面でもしっかり展開できるだけの力があったね。

特に黒川は、相手のパスが甘いとみるや素早くボールを奪い去って

ドリブルで鋭く切り込むプレーを何度も見せてくれて、素晴らしかった。

大然にも匹敵する掘り出し物かもしれない。

ディフェンス陣は、４失点という結果を見るとまだ改善が必要だけど、

細川と福井という体を張れる２人が残った中央は安定していた。

田向の左SB起用は、本職選手の怪我による代役だったみたいだけど、

良いプレーを見せていたと思う（PKはいただけないけど...）。

このまま左SB起用でも個人的にはアリかな。

浜崎は、前半のジェフェルソンへのスルーパスや２点目を演出したクロスなど

攻撃面での貢献度が高かったね。

FWについては、岸本は精力的に動いて良いところに顔を出していて期待大。

１点目のこぼれ球への詰めの速さも、ＦＷとして大事。

ジェフェルソンは、もうちょっとプレー見てみないと分からないけど、

少なくともあの身体の強さは相手DFは嫌がると思う。

途中出場の宮本も得点に絡むプレーをしていた。やや太ったように見えたけど。

GK松井はキック精度が笠原より高いので、

安易に相手にボールを渡して試合の流れを悪くせずに済む。

これは、シーズン通して考えると意外と大きな変化になりうる。

あとは、笠原が何度も水戸を救ったビッグセーブを、松井がどれくらい見せてくれるか。

なんだか妙に甘い評価にはなってしまったけれど、

それだけ今日は鹿島相手によく健闘していたということで。