TOO LONG AWAKE(水戸ホーリーホック応援blog)

水戸ホーリーホックの観戦記録などを綴っています。

2020 J2第35節 栃木1-3水戸 リベンジ成功

試合翌日が朝から仕事だったため1日遅れで書いています。そのため、記憶がやや薄れていることをご了承ください。

前回対戦のホーム戦で屈辱の逆転負けをしたことが選手・サポーターに強く記憶に残っているだろう中での再戦でしたが、試合結果は見事にリベンジを果たして勝利を飾り、かつ久しぶりの2連勝で素晴らしい結果となりました。おめでたい。

ただ、内容としては、試合途中から栃木のサッカーにお付き合いして自分の首を締める展開になりかけていて、そこは栃木の攻撃の精度やGKのミスなどに救われた形でした。特に、後半の半ばの時間帯に栃木がかなり前掛かりのプレスを仕掛けてきた際、後ろから丁寧に繋ごうとしてボールを奪われピンチを招くシーンが続きました。あの時間帯はヒヤヒヤしながら観ていました。もしも攻撃力のあるチームだったら簡単に失点していたように思います。リスク管理が甘かったかな、と。また、ゴールキックを蹴らずに繋ぐパターンをこの試合も何度か見せていましたが、今のようにフィールドプレーヤー1人が牲川の傍につくスタイルなら、やらないほうが賢明かと思います。このパターンではすぐに数的同数or不利になりがち。やるのであれば、各フィールドプレーヤーがしっかりポジショニングをしてパス選択しを確保し、そこに牲川自身がパスを供給する方法にすべきで、それに自信が持てないなら無理にやる必要はないかと思います。

・・・ということで、実力的にはもっと良い試合運びができたはずだと思うので、その点はシーズン残り7試合に向けての再点検ポイントでしょう。目指せ1桁順位。

【選手寸評】
牲川(5.5) 終盤にビッグセーブ1本。安定感はそこそこ。
ボニ(5.5) 栃木の積極的守備に受けに回る時間帯もあったが、粘り強く対処。
住吉(4.5) イージーパスミス&PK献上のハンドを考慮するとこの点数が妥当か。
前嶋(5.5) 前半はサイド攻防で負ける場面目立った。
       左サイドに移った後半は高い存在感を発揮。ゴールは落ち着き十分。
岸田(5.0) 自らのミスが招いたピンチへの対処で怪我し無念の交代。軽傷を祈る。
平塚(5.5) やや控えめな出来だったが、攻守で安定をもたらす献身さを見せた。
平野(5.0) 序盤に惜しいロングシュートあり。視野の広さでパスを散らしたが、
       攻撃時の決定的パスは少なく、ややミスも多めだったか。
山田(5.0) 評価難しい。ときどき魅せる超絶テクニックが印象的なのだけど
        試合全体ではプレーを読まれてボールを失う場面のほうが目立つ。
奥田(5.5) 貴重な先制点はこぼれ球への素早い反応から。
        色んな場所に顔を出して攻撃を回すが、栃木の守備強度に押され気味。
山口(6.0) この試合も何本もシュートを放ったからこそ生まれたラッキーゴール。
        消去法的にMOMかな。
中山(5.0) 奮闘はしていたが栃木の守備に抑え込まれていた印象。
細川(4.5) 慣れないSBで急遽起用され気の毒だったが、攻撃面で停滞させてた。
森 (5.5) 試合にもすんなり入れてて悪くないが、より高い存在感を期待しちゃう。
深堀(5.0) まあ普通。ただ、山口のゴールは深堀の詰めが地味に効いていたりして。
安東(5.0) 試合最終盤から出場して試合を落ち着けた。
ピットブル(5.5)短い時間だがしっかり時間を使う。本人は物足りないだろうが。
【秋葉監督】(5.5)
ダービーで雪辱を晴らす結果を出したことは高評価。
ただ、岸田の怪我などイレギュラーな事態への対処は上手くできたとは言えず。