TOO LONG AWAKE(水戸ホーリーホック応援blog)

水戸ホーリーホックの観戦記録などを綴っています。

2022 J2第6節 水戸2-0熊本 木下の存在で勝利

1日遅れのDAZN観戦となりましたが、2連勝で14位へジャンプアップ。開幕4戦勝利なしのときは暗澹たる思いでしたが、見事なV字回復で、良い流れの中北関東ダービーを迎えることができます。

ただ、試合内容的には熊本に押されていました。水戸の前掛かりのプレスを細かいパス回しで躱される場面が結構あって、水戸が悪いと言うよりも熊本サッカーの完成度の高さが印象的でした。そんな中、水戸が勝利することができたのは絶対的ストライカーの存在が大きかったと思います。木下のプレーは、得点シーンはもちろんのこと、ボールキープやプレスでも目立っていました。文句なしのプレーヤーです。

松田隼風も、前節よりも断然良かったと感じました。1対1で仕掛けられるテクニック・スピードを発揮していました。CKの精度も良い。大崎からスタメンを奪取してもおかしくない出来でした。守備もしっかり対応していたと思います。

今シーズンの6試合を観てみて、選手層は例年よりも厚いように感じます。若くて成長期待の選手だけでなく、中堅の即戦力も多いからだろうか。今後、戦力を最大限に生かせる戦い方をしていけるかに注目です。

選手寸評

茂木(6.5)前半早々のも含めビッグセーブ多数。浅い守備ラインのカバーもしっかり。
楠本(6.0)茂木が飛び出した際のゴールのカバーはお見事。守備の積極性もあった。
鈴木(5.0)守備はしっかり。ビルドアップは後向きな選択でチームを苦しくした。
松田(6.0)重心が前に乗った積極的プレースタイルで、良さを十分出していた。
黒石(6.0)「攻撃で良さを出せてないな」と低めの評価だったが決定的仕事を一閃。
平塚(5.5)相手の早いプレスを怖がらずにパスを受けて攻撃の組み立てに貢献。
前田(5.0)平塚との比較で、組み立てへの貢献やボールロスト回数で低評価。
曽根田(5.5)細かいパス交換での中央突破で強みを出しそう。惜しいシュート1本。
森(5.5)前半良いプレーが何度かあったが単発的。全体的にはそんなに目立たず。
安藤(4.5)チャンスをふいにしたりファウルを犯したりと良いところが無かった。
木下(7.5)文句なしのMOM。相手GKに何点分か阻まれたが最後にしっかり1得点。
大崎(5.0)短い出場時間だが試合を締めた。
新里(5.0)短い出場時間だが試合を締めた。
椿(6.0)途中投入ですぐに値千金のゴール。ただそれ以降は目立たず。
高井(4.5)上手くボールが回ってこず、チャンスを作れないまま試合終了。
唐山(5.0)木下が務めていた役割を頑張った。スピードを生かした攻撃は出せず
秋葉監督(6.0)
選手交代(椿投入)がずばり的中。その他も、木下をすぐ下げずなかった点、大崎を入れて松田を一つ前のポジションに上げた采配など、納得できるものが多かった。