TOO LONG AWAKE(水戸ホーリーホック応援blog)

水戸ホーリーホックの観戦記録などを綴っています。

2016 J2第8節 長崎1-1水戸 ~平松がじわじわ水戸の中心に~

熊本地震で延期されていた長崎戦でした。

アウェーの平日ナイターで現地観戦の皆さまお疲れ様でした。

スカパー!のアナウンサーは30人位と言っていたね。

水戸スタメンは、出場停止のロメロに代わり内田。左SBは佐藤祥ではなく今瀬。

長崎は、全回対戦(水戸ホーム)で得点を決められた永井龍がベンチ。

試合は前半7分にあっさり動く。

長崎DFから水戸陣地深い位置へのフィードが、田向のもとへ届く。

フリーだから落ち着いて処理したかったところ、ダイレクトクリアという難しい選択をし、

結果的に相手FW木村へのプレゼントパスに。木村は落ち着いて隅を狙ったシュートでゴール。

これは100%田向のミスだったね。

でも、その直前にも今瀬が同じようにクリアボールを相手に渡す場面もあった。

DFにはやってはいけないプレーがある。リスク管理をしっかり意識してほしいね。

出足を挫かれた水戸だけど、パスを効果的に繋ぎながら次第にペースを掴む。

兵働→平松のスルーパスで中央を攻め込むシーンや、

田向&内田のワンツーで右サイドを崩したシーンなど、得点を匂わせるプレーが多かった。

(マイナスの折り返しに湯澤がフリーで合わせるも、ふかして枠を捉えられず...。)

その中で平松の同点ゴールが生まれる。こちらは100%平松が勝ち取ったゴール。

センターライン付近で相手左CBからボールを奪うと、巧みなコース取りでドリブルし、

GKもかわし、シュートブロックに入ったDFもかわして、落ち着いて流し込む。

アナウンサーは、「平松は最近5試合で3得点」と言っていたから、6試合で4得点か。

よしよし。

後半に入ると、長崎がギアを入れて攻勢に転じ、水戸は後手に回る時間帯が続く。

ピッチをワイドに使われて前線のプレスが掛からないと水戸はやや苦しくなるね。

それでも、ディフェンスと中盤でしっかりブロックを作って守れたいたと思う。

危ないシーンはそこまで多くは作らせなかった。

追加点に一番近かったのは、湯澤のプレスから平松が抜け出したシーンかな。

しかし、お互いにシュートチャンスが少ないまま、試合が動かずにドローで終了。

アウェーでの勝ち点1は及第点だとは思う。

でも、勝てば両チームの順位が入れ替わる試合だっただけに勝点3を期待したかったな。

【勝手に選手寸評】

細川(6.0) 身体を張って跳ね返すプレーぶりは流石。累積警告で次節欠場は痛い。

田向(5.0) 失点に直結するミスは✖。その後は切り替えて良いプレーをしたけど、

        ミスを挽回するだけの活躍はできなかった。

兵働(6.0) 前を向いて攻撃のタクトを振るい、チャンスを演出。

内田(5.5) 守備では前から潰す意識が高く相手の攻撃の芽を摘んでいた。

        攻撃面でも、この試合は球離れが良くて〇。

湯澤(6.0) 1対1の仕掛けは観ていて楽しい。相手DFは確実に手を焼いていた。

        ゴールチャンスが巡ってきたけど、シュートミスでふいに。

白井(5.5) 右サイドに定着。コンビで崩すなら右(白井&田向)、

        個人技で勝負するなら左(湯澤)という水戸のスタイルが出来てきたね。

佐藤和弘(5.0) 湯澤との相性は良さそうだ。でもこの試合は目立った活躍なし。

平松(7.0) MOM。能力の高さを示して見せたゴール。献身的な守備も良かった。