TOO LONG AWAKE(水戸ホーリーホック応援blog)

水戸ホーリーホックの観戦記録などを綴っています。

2018 J2第1節 水戸3-0山形 新戦力躍動

鹿島とのプレシーズンマッチを観た感想で「不安から期待へ」って書いたけど、

今日の試合は正にその期待がしっかり結果に表れた試合だったね。

長谷部監督が試合前インタビューで答えていた「連動、一体感」というキーワードのとおり

前線のバイアーノ(で良いのかな)と岸本が前線からプレスを始めると、

両サイドの黒川、木村もそれに反応して動き、

さらには下がってボールを受けに来た山形ボランチにも白井、小島が詰めに行っていく。

その連動性は観ていて気持ちが良かった。

攻撃でも新戦力が躍動。岸本、黒川の東京五輪世代は本当に才能を感じる。

岸本は1対1の仕掛けで相手を何度も交していた。今日は2アシスト(+PK獲得)。

黒川は足元の技術が素晴らしいし、守備もセンスがあって上手く引っかける引っかける。

今日はバイアーノのキープ力と前への推進力も目立った。

それに刺激を受けた宮本も、途中投入されて気合入ってプレーを見せてくれた。

試合後のデータが面白くて、支配率は38%とかなり低い数値なのに、

プレ―エリアはアタッキングゾーンの数値が高いという結果。

それだけ、山形にボールを持たせながらも相手陣内深くまで押しやれていたということ。

とにかく今日は悪い点が見当たらないくらい良い試合でした。

第1節だけと「今シーズンベストゲーム候補!」と言いたくなってしまうくらい。

【選手寸評】

松井(5.5) 安定感。ただ前半にあわや失点に繋がるミスキックがあった。

細川(5.5) 高い守備ラインを保ちながら安定感あるプレー。

福井(6.0) しっかり力強さを見せていた。2点目に繋がるボールも供給。

浜崎(5.5) 攻撃ではそこまで効果的ではなかったけど、苦手の守備を頑張っていた印象。

田向(6.0) 左サイドもバッチリできるじゃん。

        小島からのスルーパスで抜け出たシーンは惜しかった。

小島(5.5) 試合を落ち着かせるプレーが光る。一つ一つのパスに意味を感じる。

        ただ、致命的になりうるミスパスも何本かあったので注意。

白井(6.5) 相手MFへのプレスの掛け方や、攻撃時の動き出し、パス供給など、バッチリ。

        好調な水戸を支えるのは白井かも。

黒川(6.5) 得点シーンはゴール前にしっかり走り込んで素晴らしい。

        攻撃はもちろん今日は守備での貢献も目立った。

木村(6.0) フリーキックから1点目のチャンスメイク。

        しっかり繋げる木村がいるとチームに安定感が出るね。

岸本(6.5)  2アシストの活躍。終盤のフリーで打ったシュートは決めてほしかったので

        今後の期待も込めて-0.5。

バイアーノ(6.5) しっかりボールを収められ、力強いドリブルで持ち込むこともできる。

           守備でも効果的な追い込みをしていて良かった。