TOO LONG AWAKE(水戸ホーリーホック応援blog)

水戸ホーリーホックの観戦記録などを綴っています。

2020 J2第6節 水戸4-0町田 快勝

久しぶりに現地観戦に行ってきました。

行ってみてはじめて分かることもいっぱいありました。まずはコロナ対策。ゲート入場時の非接触式体温計での検温、手指のアルコール消毒、そしてマッチデープログラムも手渡しではなく各自取っていく方式。運営スタッフ数も通常よりたくさん配置しなければいけなそうですね。座席の間隔は1席座れる席があったら両隣3席は空く感じでした。僕がスタジアムに入ったのは試合開始20分前くらいだったのだけど、バックスタンドの座れる席は少なくなっていて、本来ならアウェイ側エリアのコーナー付近に座りました(ちなみに町田サポーターはいませんでした。東京の感染状況が大変なことになってるので、これは仕方ないですね)。

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 そしてスタジアムに響く選手や監督の声。DAZNではそんなに聞こえなかったけど、現地では個々の選手の声がすごく聞こえますね。外山が相手を倒してファイルを取られたときに「触ってないじゃん」と不満を漏らす声だとか、相手FKのときに牲川が壁の山口に「もっと左!」と指示を出す声だとか。試合をじっくり観たい人にとっては、このほうが面白く観られるかもしれないなと思いました。

さて、試合は水戸の快勝でしたね。観に行って良かった!

しっかり繋ぎながら左右両サイドに素早く展開するスタイルが機能していて、攻撃で手詰まりを感じることはあまりありませんでした。右の森も左の山口も精力的に動いてチャンスを作っていたし、山田・平野のボランチコンビも展開力がありました(山田のロングパスには唸らされることが何度かあったな)。平野も積極的に下がって受けたり、サイドを変えるパスを出したりと良さを見せてくれました(山谷へのアシストも記録)。FWも中山がポストの上手さを披露。力強さではピットブルに負けるものの、相手DFに寄せられた狭いエリアでのボールキープや味方を生かすパスははるかに勝っていますね(こちらも山口へのアシストを記録)。

守っては、細川とボニを中心にしっかり跳ね返す。ボニの空中戦の強さは相当なものでほぼ競り勝っていたのでは。前半はFKの流れからポストに助けられるピンチがいくつかあったけど、それを除けば町田の攻撃にしっかり対処できていました。

今日の試合では今シーズンの水戸の良さがたくさん出ていたと思います。特に得点力の高さ。山口、山谷、ボニ、松崎とそれぞれ別の選手が得点。しかも、それぞれ持ち味を出したゴールだったところが嬉しいですね。そして、今シーズンの最大の武器はやはりセットプレー。山口(ちょっと前までは外山)のキックの質が本当に素晴らしくて、得点の可能性を感じます。そこにボニの高さが待っていると。今後、苦しい試合でもセットプレーがチームを救う場面があるんじゃないかなと思わせてくれました。

【選手寸評】※現地観戦だと自信ないですね。

牲川(5.0) 危ない場面は少なかった。もっとDFラインの裏をケアしても良かった?

細川(5.5) 安定した守備でクリーンシートに貢献。

ボニ(6.0) 空中戦を制していた。ビルドアップも不安なし。大切な3点目をゲット。

岸田(5.5) 攻撃は控えめだったが守備は及第点。松崎へのアシスト。

外山(5.5) 前半取られる場面あったけどそれ以外は〇。左サイドは水戸の強み。

山田(6.0) 現地で観ると、的確な予測からの動き出しの良さがわかるね。

平野(5.5) 展開力は十分。1アシスト。守備では少し不安が残ったかな。

森 (6.0) とにかく精力的に動き回ってチームに貢献。シュートも積極的。

山口(6.5) 1G1AでMOM。キックの質・精度で違いを見せる。

山谷(5.5) 右から切り込んでファインゴール。ただ全体的にはあまり目立たずか。

中山(5.5) 山口に頭でアシスト。ポストプレーで水戸の攻撃力に貢献。

平塚(5.5) 悪くなかった。平野の代わりに入り、うまくパスを散らす。

松崎(6.0) 試合後の余韻を最高にしてくれるスーパーゴール。いい武器持ってる。

※住吉、奥田、ピットブルは採点なし。