2022 J第13節 水戸２－１甲府 幸運の勝利

祝勝利。順位も15位へ上昇。勝ち点を積み上げられるようになってきましたね。

試合の流れは終始甲府ペースで、かなり押し込まれましたが、水戸にとって数少ないチャンスをどちらも決め切れたのは幸運でしたね。２得点はいずれも安藤と曽根田が躍動。特に安藤は１Ｇ１Ａ。がつがつ仕掛けるプレースタイルな印象だけれど、チームのアシスト王なのは面白いです。守備も含めてチームへの貢献度が高い選手。曽根田も両得点に絡む活躍でした。派手な強みはないけど、的確なポジショニングができるセンスを感じます。

守備面は課題が多かったように思います。スタメンはGK以外は総入れ替えのため仕方ない面もありますが、チームとしてのまとまりを欠き、前後半を通じて相手にプレスがまるで掛かりませんでした。３バックも未成熟のため、甲府がサイドに展開した際に、水戸は誰が対応するのか明確になっておらず、自由を与えてしまっていました。また、中盤で簡単に前を向かせてしまう緩さも気になりました。個々の選手というよりはチームとしての守備の仕方の課題かな。

ＣＢ３人のうち、三國と山田はちょっと実力不足感がありましたね。山田はまだ19歳だし頑張ったとは思うけど、プレーが大人しすぎてＣＢとしては頼りないかな。楠本、鈴木との差は感じました。・・・と言っても、その鈴木善丈だって昨シーズンはまだまだの印象だった訳なので、これから経験積んで成長してほしいですね。

選手寸評

山口（5.0）可もなく不可もなくといったプレー。
タビナス（5.5）個のとしては強みを発揮。気合いが入っていた。
山田（4.5）プレーの強度と思い切りがなく、相手に自由を与えてしまっていた印象。
三國（4.5）軽率なプレーが目立った。今のパフォーマンスでは使いたくない選手。
黒石（5.0）サイドの攻防では分が悪かった。得意の攻撃力を発揮する場面少なかった。
音泉（5.0）守備で粘り強いプレーは見せてくれたが、もっと前目で見たい。
土肥（5.0）１点目に繋がるスルーパス。守備では相手に中盤を制された。
高岸（5.5）積極性があってよかった。２点目は高岸の高位置からのプレスが生んだ。
曽根田（6.0）苦しい試合展開の中、ファーストシュートで得点。勝利の立役者の一人。
杉浦（5.0）攻撃も守備もそれなりに頑張ったが目立った活躍は見せられず。
安藤（6.0）１Ｇ１ＡでＭＯＴＭに。安藤らしいゴールでニヤリ。
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後藤田（5.0）あまり印象に残るプレーはなし。
前田（5.0）中盤で落ち着いて仕事をしていた。
椿　（5.0）守備で素早くプレス掛けてチームに貢献していた。
木下（5.0）最前線で身体を張ったポストプレーで貢献。チャンスは少なかった。
梅田（5.0）動き回ってプレスを掛け守備で貢献。チャンスは回ってこなかった。
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秋葉監督（5.0）
試合結果は強敵相手に勝利したが、試合内容は悪かった。勝率を上げていくために、今日の反省点（特に守備面）を見つめ直したいところ。